良いテロリストのための教科書

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784792606039
  • NDC分類 309.3
  • Cコード C0030

内容説明

くたばれポリティカル・コレクトネス!クサレパヨクも全共闘世代も一掃せよ!ファシスト外山恒一による“正しい左翼の滅ぼし方!”

目次

第1章 ひと口に“左翼”と言ってもいろいろ―“右翼”と“左翼”の定義(外山恒一は左翼なのか?;普通の人は「愛国」も「反日」もやらない ほか)
第2章 60年代学生運動が“試合に負けて勝負に勝って”ポリコレ化が始まった!―新左翼運動史・概説(社会党と共産党の違い;新左翼 ほか)
第3章 本書でしか知ることのできない“80年代以降”の左翼運動史―“現在”の左翼地図(ポストモダン思想と新左翼運動;ポストモダン派のインテリ左翼の影響力は健在 ほか)
第4章 左翼を極めた私だからこそ提案できる“左翼の滅ぼし方”―新しい愛国運動へ(保守は反日に対して上から目線になるべき;愛国教育は逆効果 ほか)

著者等紹介

外山恒一[トヤマコウイチ]
1970(昭和45)年生まれ。革命家。「九州ファシスト党“我々団”」総統。80年代後半に“管理教育”に反発して左傾、学校や管理社会との闘争で90年代半ばには知る人ぞ知る面白極左活動家となっていたが、反PC的な言動が左翼内部での孤立も招く。1999(平成11)年、対立する活動家らにより些細な痴話喧嘩を極悪な差別暴力事件にデッチ上げられ、面白裁判闘争で応戦するも裁判官を激怒させて懲役実刑判決を引き出し、2002(平成14)年から2004(平成16)年まで投獄される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さえきかずひこ

13
1970年代から現在に至るまでの日本の左翼運動史を簡便に概観できる一冊。インタビュー形式で書かれており、すこぶる読みやすいのも特長。ポストモダン思想が「60年代後半の新左翼運動を理論化したもの」(p.114)という記述が興味深かった。2017/10/11

mstr_kk

12
左翼・マルクス主義の歴史がわかりやすくまとまっているとのことで購入。実際、非常によい入門書でした。絓秀実を思い切りわかりやすく、面白おかしくした感じです。タイトルの「テロリスト」は内容には関係ありません。また、著者は「ファシスト」を名のっていますが、その考え方には同意できるところが多く、右翼的な物言いもアイロニーというかギャグのように思われます。僕の考えと相容れないのは、核武装が必要だというところだけかもしれません。2017/12/09

ブック

9
タイトルと中身は完全に無関係で左翼の歴史を綴ったもの。折しも日本共産党のアレルギーはどこから来るのかを知りたいと思っていたのでタイムリーであった。特に最終章が非常に面白い。私自身はリベラルな傾向があると思うが、ときにナショナリストなのか?と自問することもあり、そんな自分にとって、愛国的であるからこそ人々の幸せを実現し、格差をなくし、他国に介入しないという姿勢には共感を覚えた。著書の思想は左傾化した末の右傾化であり、それは地球が丸いのと同じような現象で、真の目的をまっすぐに見据えた思考であると感じる。2021/12/05

Amano Ryota

8
お茶の間にうっかり置き忘れたら、家族会議が開かれそうですね。こういう地図的な本、もっと増えていいと思う。「(…)私が『IT反革命』とか口走りながら今でも紙媒体にこだわり続けているのも、そういう事情もあります。とくに右の皆さん、愛国者の皆さんにも紙媒体へのこだわりを共有してほしい。ネット環境って人々を"歴史"から切り離してしまうんです。(…)左翼が大事にする理詰めの”真理”は、本質的には歴史的な文脈を超越するものであるはずですよ。もちろん私はそんな”真理”など存在し得ないと考えているわけですけどね。(…)」2017/09/24

なっぢ@断捨離実行中

7
70年代までの運動史に関しては当事者ではなかったからかどうにもお勉強感が拭えず読んでいて退屈だったが、80年代以降の運動史は類例のある書がなくほとんど著者の独壇場である。ネトウヨ出版社青林堂で出してるにもかかわらずネトウヨの啓蒙ないしオルグには完全に失敗してるので基本サヨク向けの教養書として読まれてるっぽいのがアレ。2019/01/15

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