沖縄 島人の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 620p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585220886
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C3021

内容説明

神話の時代から終戦まで、揺れ動くOKINAWAを見つめる。「国際琉球学」の最高峰に位置づけられる名著、待望の初訳!

目次

第1部 中山―東海の独立王国(神代時代より一三一四年まで;葛藤の一世紀 一三一四~一三九八年;中山国最良の日々―一三九八~一五七三年)
第2部 孤立―「遠海の孤島」(大陸の戦争と独立の喪失 一五七三~一六〇九年;孤立化の時代 一六〇九~一七九七年)
第3部 二つの世界の挾間にあって(防波堤としての琉球弧 一七九七~一八五三年;「禿鷹」と「ハツカネズミ」―沖縄におけるペリー 一八五三~一八五四年;日本国、沖縄人を「保護」 一八五五~一八七八年)
第4部 沖縄県―辺境の領地(琉球王国の終焉 一八七九~一八九〇年;日本国の同化政策 一八九〇~一九四〇年;金槌と鉄床に挟まれて―沖縄と第二次世界大戦 一九四一~一九四五年;ジョージ・H・カーの琉球史学 初期「国際琉球学・欧文琉球学」の最高峰―訳者「あとがき」に代えて)

著者等紹介

カー,ジョージ・H.[カー,ジョージH.] [Kerr,George H.]
1911~1992。ペンシルベニア州出身。ハワイ大学にて東洋学修士号取得後、コロンビア大学、中国・日本学博士課程在籍。早稲田大学、台北高等商業学校英語教師。早くから台湾研究に従事し、中国重慶の米国大使館付海軍武官補、米在外公館台湾副領事、ワシントン大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校講師を歴任。戦後は米陸軍および太平洋学術部会主導の琉球列島科学調査プロジェクトに参加、日本特に沖縄で現地調査に従事する傍ら琉球関係欧文文献史料の収集に従事

山口栄鉄[ヤマグチエイテツ]
1938年沖縄県那覇市生まれ。琉球大学英文科卒業後、米国インディアナ大学院言語学科にて理論及び応用言語学修士、博士課程修了。プリンストン、スタンフォード大学における教職を経て、エール大学東アジア言語文学科退官後は沖縄県立看護大学英語科教授を歴任。「欧文日本・琉球学」の新分野を提唱・確立し、「チェンバレン琉球学・日本学」の全貌を著作、編訳書に集大成。米国東部コネチカット州在住。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふら〜

0
「国際琉球学」(というらしい)の先駆けであり必読書と言っても良い本。分厚い本で読み応え抜群。特に凡そ18世紀以降に来琉した欧米の軍人や宣教師がどのように琉球を認識し、また交流してきたのかを詳らかにしている。ベッテルハイム評はやはり個人的に衝撃。2017/03/19

ELW

0
 これだけ分厚いんだから戦中・戦後も扱っていると思ったら違った。鎖国期に琉球王国の門を叩いた欧米の事例が詳しかったところと、明治政府と清朝の鍔迫り合いは勉強になった。『大久保利通 維新前夜の群像』を読んでおいてよかった。2014/08/25

0422

0
とてもいい。2014/07/26

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