内容説明
全話、ねずさんによる「現代漢字表記の原文」「読み下し文」「現代語訳」「解説」で構成。
目次
第1章 古事記序文(今を照らす典教;天武天皇のこと ほか)
第2章 創成の神々(天地の初め)
第3章 伊耶那岐命、伊耶那美命(諸命以;成り成りて ほか)
著者等紹介
小名木善行[オナギゼンコウ]
昭和31年1月東京目黒区生まれ。静岡県浜松市出身。上場信販会社経営企画、管理部長、現場支店長として常に全国トップの成績を残す。現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営、またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
phmchb
7
今までになかった古事記の読み方、ここに有り。神話を文字通りの「おとぎ話」としてではなく、人生観・国家観の指針としての見方があることが分かる書。2017/04/02
ミヤコ
3
原文・読み下し文・現代語訳・解説が平気されていて比べながら読めるのがいいな。当たり前のように読んでいた現代解釈への疑義とか。ただ、考察もありつつ、いくらなんでも主観に偏りすぎでは?という飛躍もあるが、古事記・日本・神様・皇室への愛を感じる。よく見れば研究者ではなかったから当然か。この独断に満ちた、でもツッコミが足りない解釈は楽しみつつ、他の人のツッコんだ考察と見比べてみたいなあ。2017/07/08
Yukihiro Fujii
2
解説にも書かれている通り、神々の名がたくさん出てきて今までの古事記の本であれば取っつきにくいところですが、新しい切り口で解説されており具体的にそして懇切丁寧な説明がありなんとか読み込めた。現在、日本を取り巻く環境下で本来の日本を取り戻すためのヒントが、そして日本人のアイデンティの原点となるべき重要事項を読み取る手助けになると確信します。 これから発刊される弐刊以降期待が高ぶる。2017/05/17
Genzoh Minamishima
0
年明けの読了第一号にふさわしい本でした。解釈が斬新で、説明されるとなるほどなと思うところもあり、とても面白かったです。(私の知識が薄いから多少強引に感じるところも...) 黄泉の国を糞尿族を意味する穢国だと書いてあるところも笑えました。続く二冊も楽しみです。2020/01/14