内容説明
安保法が成立!尖閣問題や大災害での活躍により、国民の自衛隊に対する認識も大きく変わろうとしている。元自衛隊空将の著者だからこそ語れる自衛隊の成り立ちから法的な地位、国民の反応、メディアの扱いの変化、そして安保法を契機とした未来への展望。三島由紀夫の檄文なども紹介しながら、自衛隊が正規軍として成り立つ道を探っていく。今もっともタイムリーな自衛隊本!
目次
序 国家とは、国防とは何か?
第1章 自衛隊は「何から何を」守るのか?
第2章 戦後民主主義と自衛隊
第3章 旧帝国陸海軍は「皇軍」と呼ばれた
第4章 現憲法によって国防意識は低下させられた―しかしこれは改正しない日本人自身の責任である
第5章 改めて「自衛隊が守るべきもの」とは?
第6章 自衛隊をまっとうな軍隊にするための提言
参考資料 憲法改正試案「大日本帝国憲法改正案私擬(里見岸雄)」
著者等紹介
佐藤守[サトウマモル]
防衛大学校航空工学科(第7期生)卒業後、航空自衛隊に入隊。戦闘機パイロット(総飛行時間3,800時間)を務める。外務省国連局軍縮室に出向。三沢・松島基地司令・南西航空混成団司令(沖縄)を歴任し、平成9年退官。NPO法人岡崎研究所理事・特別研究員。軍事評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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