内容説明
タブーではない!絶対条件だ!国防問題の一流論客達が証明する「核武装しなければ本当に日本は滅びる」。さらに西部邁と水島総が原発問題に関して熱く論じた対談「桜戦線~夏の陣~」を特別収録。
目次
第1章 今こそ、『核武装』についての真剣な議論を!!(核兵器を持たないことが核攻撃を招く;まず非核三原則の徹底的な見直しを;核武装しなければ一流国にあらず ほか)
第2章 報復手段としての核武装論(領土とは奪い取るもの!?;核を持つことで増す国家としての影響力;日本の海岸線は丸裸 ほか)
第3章 日本独自で抑止力としての核を持つべし(ミサイルの潜水艦配備がベストの選択;尖閣を盗ることが中国の核戦略の第一歩;核抑止力としての原子力潜水艦は4隻で十分 ほか)
特別掲載 対談スペシャル「桜戦線~夏の陣~」
著者等紹介
水島総[ミズシマサトル]
日本文化チャンネル桜代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
17
チャンネル桜というスカパーやネット上で語られた議題。個性的な顔ぶれ。 イスラエルは小国ながら米国と同盟を結んでいないが、核武装しているので存在感がある。(北朝鮮も核武装はこの後)。日本は米国か中国の属国になれば核開発する必要もなくなり核を持てる(ジョーク)。自衛隊は軍隊でなく行政のカテゴリーなので法律でがんじがらめとなっている。核武装をすると日本が言い出せば、米国が文句を言ってくる。その時日米関係(安保)も新たな一歩を踏み出せるかもしれない。11年の出版だが尖閣の武装配備などの進歩もなく、→2020/03/12
たかひー
1
★★★ 基本的には出席者がみんな核武装推進派。仲間内で盛り上がっている感がしたのは、反対派が参加していなかったからか。反対派の意見への反駁が聞きたい。2016/05/29
Ohe Hiroyuki
0
識者がケーブルテレビの新春放映番組に集い、「核武装」について論じた番組内容を文字起こしして再編集した一冊である。▼識者が集う番組となれば、内容は自ずと「知っている人なら分かるもの」になってしまう傾向にあり、本書もその傾向が見られる。▼逆にいえば、識者の本音が垣間見える傾向があるといえる。▼「核武装」について学びたい人が読む本としては(少なくとも一冊目として)お勧めできないが、「結局のところどうなんだろう?」という本音を探るのであれば、いいきっかけになる本であろう。2016/05/29
マチコ
0
西部邁さんの話が目的で読み始めました。チャンネル桜おなじみのメンバーで、動画とはまた違った味わい。全体的に難しい内容でいまいち記憶が薄い・・「核をもって核を制す」ということだったと思いますが、核については、日本目線から世界目線、そして地球目線、宇宙目線、神の目線・・・ 様々議論のなされるところでしょうが、気になったので読み流し程度に。図書館利用。2012/03/12