内容説明
本書は、連歌作者たちの思考のなかに蓄えられていた連想語彙を確認するためのツールである。本書によって、連歌が、連衆の心にいっそう迫るかたちで読まれることを望むものである。
目次
索引篇(『随葉集』『拾花集』『竹馬集』寄合語および解説語彙索引;『随葉集』『竹馬集』引用和歌各句索引;『随葉集』引用漢句単漢字索引)
翻刻・解説篇(『随葉集』古活字版翻刻;『拾花集』整版本翻刻;『竹馬集』整版本翻刻;解説・連歌寄合書の展開)
著者等紹介
深沢眞二[フカサワシンジ]
1960年山梨県甲府市生まれ。1988年京都大学大学院文学研究科博士課程(国語学国文学専攻)単位取得退学。国文学研究資料館助手をへて和光大学人文学部文学科講師に着任。和光大学表現学部文学科教授。専攻分野は日本中世近世文学とくに連歌俳諧。1991年伊丹市の柿衞文庫より第1回柿衞賞を与えられた。学位は博士(文学)(2005年京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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