目次
第1編 古代の氏族と人物(大日下王と日下部―名代成立論への一視角;三重采女をめぐって―重層する物語と歴史;竺志米多国造について;上宮と厩戸―聖徳太子私見;真人賜姓氏族について―近江・越前の「皇裔」を中心に;万葉歌人鏡王女と額田王の出自―最近の直木説に関説して;県犬養橘宿称三千代の本貫―岸説への一異見;桓武天皇の出自―婚姻居住形態をもとに;橘嘉智子の立后について)
第2編 古代史の「場」―宮・陵・神社・寺院など(葛城カモの神の成り立ちとその推移―高鴨神を鍵として;住吉垂水神をめぐって;北陸道と久我国―ウミとクヌガ;百済大井宮と百済大井家の所在地;蜂岡寺・葛野秦寺と北野廃寺―広隆寺の創立と移転をめぐって;大宮に直に向かへる野倍(山部)の坂
桓武天皇陵と仁明天皇陵の所在地―両陵の位置関係から
光孝天皇陵と仁和寺の成立―陵の位置を中心に
円融寺(院)の所在地
山城国葛野郡条里と「双ノ池」)
著者等紹介
渡里恒信[ワタリツネノブ]
1946年広島県に生まれる。1969年東京大学工学部船舶工学科卒業。1972年立命館大学経済学部卒業。2008年博士(文学・立命館大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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