目次
研究史と本書の課題
第1部 近世軍団機構の実態(「戦功書上」の成立について;大坂夏の陣における遭遇戦の実態―八尾・若江の戦いにおける津藩藤堂家を例に;室町末~織豊期における武具統一政策―主に後北条氏を例に;江戸前中期における土佐藩の陣立―主に鉄炮隊・長柄鑓隊について;十七世紀中期の城受け取りと大名の軍役への意識)
第2部 軍事・軍団との関わりから見た郷士(九州地域における郷士層の存在意義―平戸藩在郷家臣を例に;騎馬層形成政策に見る土佐藩郷士の武力編成過程;高野山騒動に見る紀州藩地士の武力編成過程;尾張藩非常守から見る幕末の農兵;郷士・帯刀人の分類についての一試論―軍事的役割を指標に)
総括と今後の課題
著者等紹介
長屋隆幸[ナガヤタカユキ]
1972年山梨県生まれ。1996年高知大学人文学部人文学科卒業。1999年名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2005年愛知県立大学大学院国際文化研究科博士後期課程満期退学。2006年愛知県立大学にて博士(国際文化)取得。現在、名城大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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