出版社内容情報
激動のデジタル時代を勝ち抜くデータセンター戦略の本質がわかる
DXに臨む経営者とビジネスパーソン、顧客のデータを預かるIT企業の担当者、
デジタル国家を担う行政幹部、地方創生に臨む自治体職員の必読書
デジタル時代の核となる新たな重要インフラ、それが「データセンター」だ。
情報セキュリティー、防災、電力確保などの観点に基づくと、多くのデータセンターが東京近郊に集まる現状は国家的リスクと言わざるを得ない。
「安全保障や地方創生といった視点も踏まえて日本地図を見渡すと、立地先として一つの最適解が浮かび上がる。北海道だ」。
慶應義塾大学の村井純教授はこう断言する。
なぜ北海道なのか。
本書を読めば、その理由と、デジタル時代のデータセンターに求められる要件を体系的に理解できる。
内容説明
データセンターの一極集中は国家的リスク!
目次
特別対談 討論、北海道が日本を救う データセンター・電力・通信・食の潜在力
第1章 インターネットとデータセンターから世界を見る
インタビュー クラウドは石油や半導体のような存在 基盤となるデータセンターは国の成長に不可欠
第2章 2040年のインターネット
第3章 2040年:北海道はデータセンターのユートピアに
資料 経済産業省と意見交換を実施した地方公共団体のデータセンター立地候補地