目次
第1章 日朝両国の城郭認識と日本の植民地政策(近代日朝両国における城郭認識;日本によるソウル城郭の撤去と王宮の開放;城郭の保存とその意義)
第2章 朝鮮総督府の古蹟政策と城郭(朝鮮総督府の古蹟調査事業と倭城;倭城の「古蹟」指定と整備;古墳の顕彰と地域社会)
第3章 軍部による朝鮮の役の城郭研究(軍部による城郭研究;軍部による城郭研究の目的とその性格)
第4章 植民地朝鮮における倭城顕彰(朝鮮の役における梁山倭城と馬山倭城;梁山倭城における伊達政宗築城説の成立;馬山倭城における伊達政宗築城説の成立)
第5章 『朝鮮城址実測図』と倭城(『朝鮮城址実測図』について;『朝鮮城址実測図』にみる倭城)
著者等紹介
太田秀春[オオタヒデハル]
1973年、宮城県生まれ。東北学院大学教養学部卒業。東北大学大学院国際文化研究科博士課程後期修了。現在、鹿児島国際大学国際文化学部講師。博士(国際文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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