内容説明
2000年11月5日、古代史を揺るがすねつ造事件が発覚。その事件以来、多くの旧石器時代の遺跡が再検証の必要に迫られている。何が正しくて、何が間違っているのか。本書は、長い間、古代史の第一線で活躍してきた著者が、その問題を含め、縄文、弥生、飛鳥など遙かなる古代に残されてきた多くの人が知りたい50の謎を、独自の視点で、解いていく。最新の古代遺跡の発掘の記録を検証しながら、従来の考えを覆す「古代史の結論」が導き出される。
目次
第1章 日本人はどこから来たのか
第2章 創造的な縄文時代の夜明け
第3章 戦いの歴史は弥生時代から始まった
第4章 神々の国の残された謎
第5章 古墳時代の“権力”の意味するもの
第6章 遙かなる“飛鳥”の遠い記憶
第7章 そして迎えた古代国家の終焉
著者等紹介
豊田有恒[トヨタアリツネ]
1938年群馬県生まれ。慶応義塾大学医学部中退、武蔵大学経済学部卒業。作家。現在、島根県立大学総合政策学部教授。「虫プロ」を経てSF小説『火星で最後の…』でデビュー。歴史小説や社会評論などで幅広く活躍中
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感想・レビュー
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