内容説明
「まったく、ろくでなしどもばっかりだね!」。父からの虐待、母への屈折した思い、少年たちとの対立、性への目覚め、飲酒の魔法…そして文学との出会い。ロサンジェルスの下町で、学校や社会への強烈な違和感を抱きつつ、おのれの道を貫きとおす主人公チナスキー。ドイツ生まれの幼少期から、真珠湾戦争のニュースを聞く青年期までを綴った自伝的小説の傑作。
著者等紹介
ブコウスキー,チャールズ[ブコウスキー,チャールズ] [Bukowski,Charles]
1920年ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののち全米各地を放浪、24歳で最初の小説を発表する。その後は郵便局などに勤務しつつ創作活動をつづける。現在までに100冊におよぶ著作が刊行
中川五郎[ナカガワゴロウ]
1949年大阪生まれ。60年代半ばから曲作りや歌手活動を始める。現在も新曲制作・ライブ活動を継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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