内容説明
東アジアの近世史から都市と社会を展望する。社会の結びつきから、近世都市のイメージを問い直す。
目次
第1部 諸身分・諸階層の社会的結合という視角(明代の社会集団と「賎」観念;近世前期、江戸町人地・内・地域の分節構造;近世後期大坂における都市下層民衆の生活世界)
第2部 比較史から諸歴史社会に迫る(明末広州の宗族―顔俊彦『盟水斎存牘』に見る実像;近世朝鮮の地方都市=邑治の景観と社会的結合;役の周縁―金沢銀座と諸方御土蔵の従業員について;清代北京城内の八旗鰥夫 ほか)
著者等紹介
井上徹[イノウエトオル]
大阪市立大学大学院文学研究科教授。COE事業推進協力者
塚田孝[ツカダタカシ]
大阪市立大学大学院文学研究科教授。COE事業推進担当者
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