目次
第1章 初期中世ヴェルデン修道院領と地域統合
第2章 西欧・ビザンツ・南スラヴ人と「二つの世界」をめぐる思想について―ダニーロ二世による歴史叙述にみる世界観
第3章 中世イタリア都市における「市民的信仰」と都市共同体の統合―十四世紀コルトーナの事例から
第4章 中世末期の神聖ローマ帝国軍制―フス戦争期を中心に
第5章 一五世紀チェコの歴史叙述に描かれたフス派運動
第6章 ネーデルラント諸邦「大特権」(一四七七年)の言語関連規定
第7章 調和せる不調和―近世都市チューリヒの宗教と社会
第8章 プファルツ・ノイブルク公ヴォルフガング・ヴィルヘルムにおける再カトリック化政策
第9章 エリザヴェータ帝の正教会政策―聖職者との関係に注目して
第10章 ヨハン・マティアス・シュレック―「啓蒙」時代の教会史家
第11章 外務大臣ヴェルジェンヌと啓蒙専制政治―フランス革命前夜のジャーナリズム・世論対策を中心に
第12章 「愛国王」ウィリアム四世と第一次選挙法改正
第13章 ナッハメルツのプロイセン
第14章 ウィンストン・チャーチルと「英語圏の人々の世界」のアイデンティティ
第15章 冷戦後のヨーロッパで進む記憶の一元化―エストニア社会から消される記憶
著者等紹介
森原隆[モリハラタカシ]
早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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