目次
第1部 基礎理論―特に危険概念と因果関係―(刑法におけるリスクと危険性の区別;因果関係における「危険と危険の現実化」論の源流―カール・エンギッシュの理論の再検討を手掛かりにして―)
第2部 過失犯論―特に過失の競合―(過失・危険の防止と(刑事)責任の負担
過失犯と因果関係
過失の競合
不作為による過失の競合
医療事故と過失の競合―横浜市大患者取違え事件最高裁決定― ほか)
第3部 共犯論―特に正犯と共犯の区別―(正犯と共犯の区別―「因果的区別モデル」と「役割分担モデル」の相克―;共同正犯と幇助犯の区別;自殺関与罪と殺人罪の限界)
著者等紹介
甲斐克則[カイカツノリ] 
1954年10月大分県朝地町に生まれる。2025年3月早稲田大学大学院法学研究科定年退職(早稲田大学名誉教授)(広島大学名誉教授)。日本刑法学会理事・監事、日本医事法学会代表理事、日本生命倫理学会会長、早稲田大学理事等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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