法益論―刑法における意義と役割

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784792352677
  • NDC分類 326.01
  • Cコード C3032

出版社内容情報

謙抑主義の観点から刑事立法を批判的に検討し、刑法解釈においても処罰限定的な基準を明示することが刑法学の最重要課題であるとの視点から、 法益論の意義と役割を再検討する研究書。

嘉門 優[カモン ユウ]
著・文・その他

目次

第1編 法益論を取り巻く問題状況(現代予防刑法;法益論の現在)
第2編 日本における法益論の展開(法益概念の内実;法益論と犯罪の実質 ほか)
第3編 侵害対象としての法益概念(実質的犯罪論;実定法的法益概念 ほか)
第4編 法益論による危険犯の限定(抽象的危険犯規定の氾濫;抽象的危険犯の実質的理解 ほか)
第5編 法益論と個人の自由(問題の所在;住居侵入罪における侵入概念について ほか)

著者等紹介

嘉門優[カモンユウ]
1976年京都府京都市に生まれる。2005年大阪市立大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程後期課程単位取得退学。2005年國學院大學法学部専任講師。2010年立命館大学法学部准教授。2014年立命館大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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