内容説明
主要通貨が1973年2~3月に変動相場制に移行して以降今日に至るまで、現実経済の提起した枢要な課題―為替レートや金利などの金融変数と実物経済との動学的相互作用に関する解明―に対し、動学的(確率的)一般均衡モデルないしはその応用形である新開放マクロ経済学に依拠しつつ理論的・実証的に分析。
目次
本書の課題と構成
開放経済下の金融政策と為替レート変動
二国間開放マクロ経済モデルの統計的検証
開放経済下の短期為替レート変動
東アジアの経済成長と為替レート変動
開放経済下の中国人民元問題
世界金融環境―現状と展望
著者等紹介
岡田義昭[オカダヨシアキ]
愛知学院大学商学部・大学院商学研究科教授。博士(商学)。1969年早稲田大学商学部卒業、1971年同大学院修士課程修了、1975年同大学院博士課程単位取得、1980‐82年英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院留学、1995‐97年米国アジア太平洋研究センター特別研究フェロー、2000年9月中国上海財経大学金融学院交換教授。国際金融論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。