内容説明
医師、精神保健福祉士、保健師、看護師など精神科医療関係者必携!精神保健福祉法を体系的・客観的に解説するコンパクトな1冊。平成25年の法改正に対応した第2版。法学・医学・一般の各領域に共通の水準を提供!
目次
序章 法および法規
第1章 精神保健福祉法の基礎
第2章 精神保健福祉法の目的および対象者
第3章 精神障害者の医療保護
第4章 精神科病院における医療
第5章 精神科病院入院形態と手続き
第6章 入院患者の人権保護
第7章 地域精神保健と福祉
第8章 精神保健福祉法に関連する諸課題
第9章 精神科医療と法的責任
著者等紹介
大谷實[オオヤミノル]
1934年茨城県に生まれる。1957年同志社大学法学部法律学科卒業。現在、学校法人同志社総長(2001~)、法学博士(同志社大学)、公益社団法人京都犯罪被害者支援センター理事長(1998~)。京都市障害者自立支援協議会委員(2006~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ノンケ女医長
9
「退院日に、医師が診察していない」と、他科医師から批判される。「任意入院なのに、行動制限は適法なのか」とも言われる。精神保健福祉法を、臨床実務に沿って解説がなされ、とても実用的。困ったときに頁を開いて、難事に立ち向かいたい。退院とは、何を意味するのか。入院形態や行動制限、入院患者の権利について等々、特に精神保健指定医にとっては肝要な知識が満載。遵法意識がますます大きくなり、外部から指摘を受けやすい時代だからこそ、精神科病院の勤務医には必要な作品。措置診察を妨げる場合、診察妨害等の罪が適応されるんですって。2023/07/25
yuki
1
最初は難しく感じたが読み進めていくとすらすらと最後まで読めた。2015/02/11




