内容説明
本書は、１９世紀初頭から１９１０年代に至るドイツなかんずくプロイセンの地方自治を政治行政に検討する。自治という対象を通じて、一方では同時代状況のなかで、他方では現代との係わりにおいてドイツ近代の歴史的位置を探ることを試みた。
目次
第１部 近代プロイセン地方統治体制の創出と官僚国家への対抗
第２部 プロイセン行政改革と自治・官僚制
第３部 地方団体行政と公共化
第４部 都市の政治化と左翼自由主義・社会民主主義
結論 近代ドイツ官僚国家と日本
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