内容説明
論文執筆と文章表現のテクニックを説き、学生が必要としているレポート・答案の書き方も指導。
目次
第1部 学術論文と学位論文
第2部 文章の書き方―文章表現の技術
第3部 レポート・小論文・答案の書き方
第4部 研究上の決まりごとと「研究倫理」
第5部 資料1 文献引用の表示方法(出典の明示)
第6部 資料2 学位授与に関する規則
著者等紹介
近江幸治[オウミコウジ]
早稲田大学法学部卒業、同大学大学院博士課程修了、同大学法学部助手、専任講師、助教授、教授(1983‐84年フライブルク大学客員研究員)。現在、早稲田大学名誉教授・法学博士(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ohe Hiroyuki
2
本書は早稲田大学で教鞭をとられていた教授による文章の書き方について記した本である▼論文はそもそも何のために書かれるのかということから掘り下げ、どのようなスケジュールで研究をするべきかといった点にまで触れられている。▼リサーチペーパーやレポートにも言及があり、学部生にとっても有意義であろう。▼もっとも、ノウハウよりは著者の経験を踏まえての体験談(例えば、引用等)が多いので、改めて文章の書き方を学ぼうとする方は、もう1冊本があるとよいであろう。▼本の体裁は教授の本という雰囲気で(私にとっては)懐かしい。2023/02/05