目次
序論
船舶
船舶運航の主体と補助者
船舶所有者等の責任制限
海上物品運送契約の意義と種類
船荷証券の意義と発行
船荷証券の効力
海上物品運送契約の履行
海上物品運送人の責任
海上物品運送人の責任制限と免責
海上旅客運送契約
船舶の衝突
海難救助・共同海損
船舶先取特権・船舶抵当権
著者等紹介
箱井崇史[ハコイタカシ]
1965年東京に生まれる。1987年早稲田大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学部教授・博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ことぶき あきら
3
某国家試験対策。形式的意義の海商法とは、商法典(商法という名の法律)のうち第3編が「海商」として定めている法規の総体をいいます(海商編)。通説では実質的意義としても商法の一部門と理解するが、著者は、歴史をみれば、海法(海上活動を対象とする法)の商事にかんするものと理解しておくこととしたいと書いています。海商法というとなかなかマニアックな領域で、海運それ自体と法律の両方を知らないとなかなか理解できませんが、本書は図表や写真も掲載されており、分かりやすいかなと思いました。2021年第4版発行で新しいのも良い。2022/08/26