内容説明
法科大学院コア・カリキュラムに対応すべく大幅に増補・改訂。2011年改正(電磁的記録媒体等の捜索・差押え等)に対応。重要判例・新判例を増補。理論と実務の架橋にとっての最重要課題は、「適確・公正な事実認定」に資する体系的に筋の通った理論の構築にある。「読み易さが理解を深める」充実の基本書。
目次
刑事訴訟法の目的と構造
捜査の構造・原則と捜査の手法、および捜査の端緒
証拠の収集・保全
逮捕・勾留
被告人・弁護人および弁護と防御
公訴
公判準備段階の手続と公判手続
訴因と審判の対象
証拠法総説
違法収集証拠排除法則
自白法則
伝聞法則
裁判所・裁判官および裁判の種類・成立
裁判の確定・効力と裁判の執行
上訴と非常救済手続
著者等紹介
渡辺直行[ワタナベナオユキ]
広島修道大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。弁護士。早稲田大学比較法研究所招聘研究員。昭和20年出生。昭和44年早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。昭和46年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。昭和48年司法試験合格。昭和49年司法修習生(第28期)。昭和51年司法修習終了・弁護士登録。平成5年~19年日本弁護士連合会司法制度調査会委員。平成9年~15年広島大学法学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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