目次
第1章 序論―因果関係論の展開と客観的帰属論の台頭(因果関係論の対立(第一期)
相当因果関係説の新たな展開(第二期)
判例の展開と客観的帰属論の台頭(第三期))
第2章 相当因果関係論(相当因果関係と最高裁判例;相当因果関係の構造と判断方法;相当因果関係論の検討―相当因果関係説の立場から;不法行為法における相当因果関係論の帰趨―刑法学の立場から;判例評釈)
第3章 客観的帰属論(客観的帰属論の体系論的考察―ロクシンの見解を中心として;客観的帰属論の規範論的考察;客観的帰属論の類型論的考察―山中敬一の危険実現連環論を中心として;客観的帰属論の方法論的考察;客観的帰属論と過失犯;わが国の客観的帰属論)
第4章 刑法における因果的帰属と規範的帰属(遡及禁止論と結果帰属;目的論的犯罪理論と結果帰属)
著者等紹介
曽根威彦[ソネタケヒコ]
1944年横浜に生まれる。1966年早稲田大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学学術院教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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