目次
第1章 因果関係
第2章 不作為犯
第3章 実質的違法性阻却・被害者の同意・緊急避難
第4章 正当防衛
第5章 故意・錯誤
第6章 過失犯
第7章 責任論の諸問題
第8章 未遂犯
第9章 共犯
第10章 罪数
著者等紹介
山口厚[ヤマグチアツシ]
1953年生まれ。1976年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けふたろ
0
収録判例数も多く百選に代替するのではないかと思われる。また解説者も山口先生であり信頼できる。2014/04/28
佐藤宏紀
0
判例ごとに解説が付されているというより、各章の中では記述が繋がっていて、それにより本書は刑法総論の理論の体系を読者に提示している。その意味で教科書・体系書のカテゴリにも属する本である。通常、教科書・体系書では筆者の整理した判例理論が判例の短い引用とともに語られるものだが、本書では判例を長めの原文で読者に読ませた後に筆者が当該判例を元に理論の整理をするという構成になっているので、筆者の整理をも批判的に読むことができ、その過程で判例に対しても筆者の整理に対しても読者の理解が深まる。2012/08/09
Veritas_law
0
他の判例集より参考になった。山口刑法との相性はもちろん○!!2012/03/27
リョウ
0
いろんな判例について取り扱っている分、個々の判例について深く考察されているというわけではなかった。「新判例から見た刑法」のような内容を期待していただけに、ちょっと残念かも。2010/08/10
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