目次
先端医療技術をめぐる生命倫理・法と「人間の尊厳」―生命の発生の周辺を中心として
「出産するからだ」を法律はどのように支えてきたか
イギリスにおける生殖医療と刑事規制の動向―『ウォーノック委員会報告書』(1984年)を素材として
イギリスにおける生殖医療の規制に関する1990年法について
生殖医療技術の(刑事)規制モデル
体外受精の意義と法的諸問題
生殖技術と法的規制の必要性―刑法の立場から
「未出生の人の生命」保護と刑法―日本刑法学会(1998年)ワークショップから
刑法的観点からみた多胎滅数術―法と倫理の葛藤・ジレンマの一側面
クローン技術の応用と刑事規制
ヒト・クローン技術等規制法について
ヒト受精胚・ES細胞・ヒト細胞の取扱いと刑法
イギリスにおけるヒト胚研究の規制の動向
生殖補助医療と刑事規制の行方
著者等紹介
甲斐克則[カイカツノリ]
1954年10月大分県朝地町に生まれる。1977年3月九州大学法学部卒業。1982年3月九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得。1982年4月九州大学法学部助手。1984年4月海上保安大学校専任講師。1987年4月海上保安大学校助教授。1991年4月広島大学法学部助教授。1993年4月広島大学法学部教授。2002年10月法学博士(広島大学)。2004年4月早稲田大学大学院法務研究科教授。日本刑法学会理事、日本医事法学会代表理事、日本生命倫理学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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