目次
第1部 少年法における「司法」と「福祉」
第2部 「軽微な」非行への対応(ぐ犯の意義といわゆる「いきなり型」非行;「軽微な」非行の取り扱い―簡易送致の運用をめぐって;保護的措置の現状と課題;小括)
第3部 少年法における適正手続の保障(少年法における適正手続の保障―黙秘権の告知をめぐって;少年審判における余罪の取り扱い;少年審判と抗告;小括)
第4部 法改正をめぐる動き(少年非行をめぐる司法と福祉の二極分化―児童福祉法改正によせて;非行事実の認定と検察官関与;児童福祉と少年司法との協業と分業―諮問第七二号と法制審答申をめぐって)
第5部 少年法制の展望(修復的少年司法の可能性;改正少年法と修復的司法;少年司法に対する人々の信頼)