責任原理と過失犯論

責任原理と過失犯論

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784792316778
  • NDC分類 326.14
  • Cコード C3032

目次

第1章 責任原理の基礎づけと意義―アルトゥール・カウフマン『責任原理』を中心として
第2章 行政刑法における過失犯処罰と明文の要否―法益保護と行為主義・罪刑法定主義・責任主義の衝突から調和へ
第3章 過失犯の基礎理論
第4章 過失「責任」の意味および本質―責任原理を視座として
第5章 「認識ある過失」と「認識なき過失」―アルトゥール・カウフマンの問題提起を受けて
第6章 事故型過失と構造型過失
第7章 過失犯の共同正犯
第8章 放火罪と公共危険発生の認識の要否―実質的責任原理の観点からみた故意と過失の区別

著者等紹介

甲斐克則[カイカツノリ]
1954年10月大分県朝地町に生まれる。1977年3月九州大学法学部卒業。1982年3月九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得。1982年4月九州大学法学部助手。1984年4月海上保安大学校専任講師。1987年4月海上保安大学校助教授。1991年4月広島大学法学部助教授。1993年4月広島大学法学部教授。2002年10月法学博士。2004年4月早稲田大学大学院法務研究科教授
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