刑法概要 各論 (第2版)

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刑法概要 各論 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784792315801
  • NDC分類 326.2
  • Cコード C3032

内容説明

初版を出版してから5年が経過したので改訂した。改訂の目的は内容をアップ・トゥ・デイトなものにすることであり、この間の法改正や判例・学説の動きを踏まえた内容の充実を図った。刑法の新しい動きとして重要な出来事は、1997年の臓器移植法の制定と2001年の支払用電磁的記録に関する罪の新設である。そこで、臓器移植法の制定に合わせて殺人罪の記述を改め、後者の罪についての解説を書き加えた。初版で示した見解を改めた箇所もある。名誉毀損罪における真実性の誤信に関わる解釈がそれであり、初版ではいわゆる錯誤論のアプローチを支持していたのであったが、この版では違法論のアプローチを採用した。

目次

刑法各論の基礎
第1編 個人法益に対する罪(生命及び身体に対する罪;自由に対する罪;名誉及びプライヴァシーに対する罪;信用及び業務に対する罪;財産に対する罪)
第2編 社会法益に対する罪(公共の平穏・安全に対する罪;公衆の健康に対する罪;公共の信用に対する罪;風俗に対する罪)
第3編 国家法益に対する罪(国家の存立に対する罪;国家の作用に対する罪)

著者等紹介

萩原滋[ハギワラシゲル]
1952年東京都に生まれる。1976年早稲田大学法学部卒業。現在、愛知大学法学部教授。博士(法学)
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