目次
第1部 我が国の所得課税と課税のタイミング―実現理論の展開(所得課税のタイミングと実現理論;譲渡所得課税における所得の実現判定とその限界;未実現の保有利得課税と相続税による補完的課税;課税所得の認識時機をめぐる課税上の問題の実際―所得税法五七条の三第一項に該当する外貨預金口座の払出しにより生じた為替差損益の課税時機)
第2部 アメリカ租税法における個人所得課税のタイミング(課税所得の認識要件としての実現;課税所得の認識の法的統制;みなし実現(Deemed Realization)規定の合理性の検討)
著者等紹介
山本直毅[ヤマモトナオキ]
1990年栃木県に生まれる。2012年専修大学法学部卒業。2018年専修大学大学院任期制助手(法学研究科)。2019年専修大学大学院法学研究科博士後期課程修了(公法学専攻)、博士(法学)。2019年~専修大学法学部助教。修士論文「譲渡所得課税における所得の認識基準に関する研究」にて公益財団法人租税資料館より第23回租税資料館奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。