内容説明
判例と古典で正義を読み解く。
目次
第1章 法哲学の精神
第2章 法的思考―利息制限法をめぐる最高裁判決の変遷
第3章 法律関係
第4章 自然権と国家
第5章 政府の役割
第6章 市場と競争
第7章 市場と法
第8章 正義の概念
第9章 分配の正義
第10章 リベラリズムと法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
10
超名著。何気なく手にとったらとんでもない本だった。正直体系的に法哲学を学ぶ本ではないが、学問論であるとともに法哲学の見方よりも政治学の理論やとりわけ経済学にたいする深い洞察を堪能できる。構成にそうと始めに判例の分析を行いプロの法律に携わる人が如何に法を扱うか、見るかを学び素人の見方との違いを体感したのち、法のベースとなる民法の整理、のち刑法を扱いつつ政治学(福祉国家や自然権等)の用語を歴史的な経緯を含め整理。のち再び民法のベースたる経済学のマルクス経済とはまた違う経済の原論(市場とはなにか、交換とは何か)2017/03/13
katashin86
0
歯が立たなかった。2014/09/25