目次
第１編 損失引継と損失引継控除制限に関する考察（損失引継と内国歳入法典３８２条；わが国における繰越欠損金額等の取扱い；取得後損失控除の否認に関する考察；連結納税制度における損失控除制限のあり方―米国連結財務省規則におけるＳＲＬＹルールを巡る議論を参考に；連結納税制度における税負担のグループ内部割振り）
第２編 連結税制における投資調整と投資損失否認ルールの取扱い（連結税制でのさらなる損失控除制限の必要性；投資調整ルールの沿革とその現行制度；サン・オブ・ミラー・トランザクションとＬＤＲ；損失二回計上とＬＤＲ；ＬＤＲに代わる統一的損失制限ルールの導入）
おわりに 損失二回計上の問題についてわが国法人税制への示唆をこめて
著者等紹介
酒井貴子［サカイタカコ］
大阪府立大学経済学部准教授。京都大学法学研究科博士後期課程修了・京都大学博士（法学）。大阪府立大学経済学部専任講師を経て、２００７年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
