内容説明
多額所得者・高額資産所有者・金持ちが多く負担をする新型の消費税。税額還付とか給付とか、納税者番号とか、大袈裟な仕掛けの要らない新型の消費税。理論的にも実際上も問題ありと、学者も官僚も有識者も政治家までも、必ずや不賛成であろう。それでも少額所得の消費者のため提案をする新型の消費税、そして所得税の改修。
目次
新型の消費税
所得税の改修
税制の近将来
税法の憲法論
税法の理論と行政法の理論
税理士の地位と使命
著者等紹介
新井隆一[アライリュウイチ]
早稲田大学名誉教授・法学博士。戦後日本の税法学界において、先駆者の役割りを演じ、いま、その指導的地位にある税法学の第一人者。しかし、単に学窓の人としてではなく、多くの納税者とも接しつつ、納税者の権利擁護のために日夜努力しつづける実践の人。しかも、その論評には、納税者のみならず、当局者も耳を傾けざるをえない正当派学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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