出版社内容情報
人権保障の分野での、公共の福祉論、外国人の参政権及び政教分離原則に関連する論文を中心にまとめたもの。
内容説明
本書は、公共の福祉論、外国人の参政権及び政教分離原則に関連するものを中心にまとめたものである。
目次
1 人権制約原理としての公共の福祉(人権制約原理に関する一考察;「公共の福祉」概念の再検討;自己決定権論の射程と限界)
2 外国人の参政権(日本国憲法と外国人の参政権;定住外国人の参政権;外国人参政権論再考)
3 日本国憲法における政教分離原則(信教の自由と政教分離原則―箕面市忠魂碑・慰霊祭訴訟控訴審判決に関連して;現行憲法における政教分離原則―自衛官合祀違憲訴訟最高裁判決に関連して;玉串料公費支出と政教分離)
4 補論(田上憲法学の実像)
著者等紹介
高乗正臣[タカノリマサオミ]
昭和19年東京に生まれる。昭和42年中央大学法学部卒業。現在、平成国際大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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