出版社内容情報
躓きの原因は「数学の言葉との付き合い方,コミュニケーションの仕方」にある.数学における言葉との付き合い方について考える.数学はマホウでもマジュツでもありません.それは,普通の平凡な常識的思考である程度までは,ほとんどの人々が理解できるHEIBONワールドなのです.恐れる必要はないのです.
大切なことは,数学の問題を素早く解くことではなく,ひとつひとつの言葉を正しく理解するように心掛け,自分がほんとうに納得するまで,ひとつひとつの問題とじっくり付き合うことです.他人の数学を鵜呑みにするのではなく,あなた自身が数学の言葉の「KINGあるいはQUEEN」になればいいのです.
第1章 数学の言葉をふりかえる
数学に躓いている理由
数学記号をふりかえる
第2章 算数における関係概念
小学における算数遊び
数量関係―分数計算
算数における文章問題
第3章 中学数学の代数学
代数との出会い
2次方程式と高次方程式
方程式を解く意味を考える
第4章 高校数学における代数計算
文字式の導入
指数計算について
連続量と離散量の計算
第5章 数学を学ぶ意義を考える
数学を学ぶ意義とは
『ピタゴラスから電子計算機まで』の思い出
なぜ数学を学ぶか
河田 直樹[カワタ ナオキ]
著・文・その他
目次
第1章 数学の言葉をふりかえる(数学に蹟いている理由;数学記号をふりかえる)
第2章 算数における関係概念(小学における算数遊び;数量関係‐分数計算;算数における文章問題)
第3章 中学数学の代数学(代数との出会い;2次方程式と高次方程式;方程式を解く意味を考える)
第4章 高校数学における代数計算(文字式の導入;指数計算について;連続量と離散量の計算)
第5章 数学を学ぶ意義を考える(数学を学ぶ意義とは;『ピタゴラスから電子計算機まで』の思い出;なぜ数学を学ぶか)
著者等紹介
河田直樹[カワタナオキ]
1953年生まれ。福島県立医科大学中退。東京理科大学理学部数学科卒業。同大学理学専攻科修了。予備校講師、数理哲学研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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