- ホーム
- > 和書
- > 法律
- > 民法
- > 物権法・財産法・債権法
内容説明
近年の都市の発展と変容は著しく、その基盤となる土地そして建物に関する権利関係も複雑化し、変化し、また、新しい権利も生まれてきており、従来の法律学の研究成果だけでは解明しがたい法律関係が多くなってきています。都市法研究会では、昭和58年8月から毎月例会をもって、都市における土地・建物の法律関係のみならず、都市自体についての共同研究を続けてきました。今回は、これらの研究成果のうち、現在もっとも社会の関心を集めていながら、その研究の遅れているテーマとして、空中権・土地信託・抵当証券についての研究成果を取りまとめて発表することにしました。
目次
第1部 空中権(空中権とその法的性格;空間に対する建築の規制について;空中権の評価;空中権の税務―所得課税を中心として)
第2部 土地信託(信託制度の沿革と土地信託の仕組み等について;土地信託の税務)
第3部 抵当証券(抵当証券の仕組みと抵当証券会社の実務;抵当証券の流通をめぐる諸問題)