出版社内容情報
第一回配本。ガウス、ガロア、ナイチンゲール、ポアンカレ等10人。
内容説明
ガウス、ガロア、カントール、ナイチンゲール…19世紀、数学者は磨き上げられたロジックを武器に、新たなフロンティアをつぎつぎと開拓していった。女性の活躍も増え、先駆者たちが知の世界の完成を目指し疾走する。
目次
1 マリ=ソフィ・ジェルマン―素数と弾性の分野での発見
2 カール・フリードリヒ・ガウス―数学の「貴公子」
3 メアリー・フェアファクス・サマヴィル―一九世紀数学の「女王」
4 ニールス・ヘンリク・アーベル―楕円関数
5 エヴァリスト・ガロア―群論の革命的創始者
6 オーガスタ・エーダ・ラヴレース―初のコンピュータ・プログラマ
7 フローレンス・ナイチンゲール―統計学に基づく健康管理
8 ゲオルク・カントール―集合論の父
9 ソーニャ・コワレフスキー―女性数学者の先駆け
10 アンリ・ポアンカレ―万能の数学者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PapaShinya
2
今の時代に直結する理論や分野のパイオニアたち。すごすぎて何も言えない。が、数学的才能をもった人たちには、幼児期・年少期の数学的体験が重要だなと思った。それは、学校教育とかじゃなくて、遊びとか身の回りのちょっとしたこととか・・・。学校で教えすぎると、才能が型にはめられて枯れちゃうみたいな。100マス計算・・・。今の日本にも過疎地の小学校とか夜間中学とか、探せば意外に多くのギフテッドが見つかるかも。でも、それを伸ばせるハーディみたいな人はいない。2022/07/23
EnJoeToh
2
結構珍しい人が出てくる。2009/04/03
mfujita
0
いろんな分野に興味を持っていた50人、という選び方が良い(コワレフスカヤは小説や劇評も書き、ドストエフスキーと面識があった)2016/09/27
taka4th
0
ナイチンゲールを含める視点が面白い。2011/08/07
MrO
0
多才な時代だあ。ポアンカレまでいっちゃうとは2010/03/21
-
- 和書
- 営業の大原則 <CD>