人はみな妄想する―ジャック・ラカンと鑑別診断の思想 (増補新版)

個数:

人はみな妄想する―ジャック・ラカンと鑑別診断の思想 (増補新版)

  • ウェブストアに20冊在庫がございます。(2025年11月19日 00時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 500p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791777419
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0011

出版社内容情報

知られざるラカンの全貌
精神病か神経症かを判断する「鑑別診断」をめぐるラカンの変遷を、50年代、60年代、70年代と、思想と臨床の両方から光をあてながら丁寧に読み解いていくとき、そこに一貫するものとともにまったくあたらしいラカン像が浮かび上がってくる。ラカン理解の精度と明度を従来よりも飛躍的に高めた画期の書。おそるべき俊英による圧巻のデビュー作が、フーコー論を付加して待望の増補版としてよみがえる。


【目次】

内容説明

精神病か神経症かを判断する「鑑別診断」をめぐるラカン理論の変遷を、50年代、60年代、70年代と、思想と臨床の両方から光をあてながら丁寧に読み解いていくとき、そこに一貫するものとともにまったくあたらしいラカン像が浮かび上がってくる。ラカン理解の精度と明度を従来よりも飛躍的に高めた画期の書が、フーコー論を付加して待望の増補版としてよみがえる。知られざるラカンの全貌。

目次

序論
第一部 ラカンの理論的変遷を概観する(三〇年代ラカン―妄想の無媒介性とシュルレアリスム;五〇年代ラカン―精神病構造をどのように把握するか;六〇年代ラカン―分離の失敗としての精神病;七〇年代ラカン―鑑別診断論の相対化)
第二部 神経症と精神病の鑑別診断についての理論的変遷(フロイトにおける神経症と精神病の鑑別診断(一八九四~一九三八)
『人格との関係からみたパラノイア性精神病』における鑑別診断(一九三二)
『精神病』における神経症と精神病の鑑別診断(一九五五~一九五六)
エディプスコンプレクスの構造論化(一九五六~一九五八)
「精神病のあらゆる可能な治療に対する前提的問題について」(一九五八)の読解
六〇年代ラカンにおける神経症と精神病の鑑別診断(一九五八~一九六七)
七〇年代ラカンにおける神経症と精神病の鑑別診断(一九六五~一九六七))
第三部 鑑別診断「以後」の思想(人はみな妄想する―後期ラカンとドゥルーズ=ガタリ;ヴェリテからヴァリテへ―後期ラカンとデリダの真理論;享楽社会とは何か?―後期ラカンとフーコー統治性論)
結論

著者等紹介

松本卓也[マツモトタクヤ]
1983年高知県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。高知大学医学部医学科卒、自治医科大学大学院医学研究科修了、博士(医学)。専攻は、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品