出版社内容情報
世界中を震撼させたあまりにも猟奇的な殺人犯たち。若い女性を言葉巧みに車へと誘い込んで惨殺し「シリアルキラー」という言葉ができるきっかけにもなったテッド・バンディ、ニューヨークを恐怖のどん底におとしいれた「サムの息子」ことデヴィッド・ボーコウィッツ、30人以上を殺害して自宅の床下に埋めた「殺人ピエロ」ジョン・ウェイン・ゲイシー……。連続殺人犯の歴史を詳細に描き、彼らの狂気の正体と、常軌を逸したその思想の核心にせまる。連続殺人ファイルの決定版がついに復刊!!
【目次】
内容説明
世界中を震撼させたあまりにも猟奇的な殺人犯たち。若い女性を言葉巧みに車へと誘い込んで惨殺し「シリアルキラー」という言葉ができるきっかけにもなったテッド・バンディ、ニューヨークを恐怖のどん底におとしいれた「サムの息子」ことデイヴィッド・バーコヴィッツ、30人以上を殺害して自宅の床下に埋めた「殺人ピエロ」ジョン・ウェイン・ゲイシー…。連続殺人犯の歴史を詳細に描き、彼らの狂気の正体と、常軌を逸したその思想の核心にせまる。連続殺人ファイルの決定版。
目次
第一部 怪物たちの歴史(連続殺人のポストモダン時代、一九七〇年から二〇〇〇年―「レス=デッド」の沈黙;連続殺人小史―ローマからボストンまで、殺人の二〇〇〇年)
第二部 論理と狂気(シリアルキラーの分類―怪物性の類型論;怪物性の進化―幻視型、使命型、快楽主義者、権力型、怒りの報復型、代理ミュンヒハウゼン症候群、連続スプリー型殺人者とその他の新たなカテゴリー;狂気の問題―彼らの頭の中;シリアルキラーの幼児期―怪物の作り方;連続殺人鬼の最初の殺人―トリガー、ファシリテーター、探偵小説誌、倒錯的ハードコアポルノ、そして聖書;殺しの時間―狂気の論理)
第三部 怪物と戦う(犯罪プロファイリングの技術と科学―その成功と失敗;シリアルキラーから生き延びる―怪物の爪を逃れる方法)
著者等紹介
ヴロンスキー,ピーター[ヴロンスキー,ピーター] [Vronsky,Peter]
1956年、カナダ生まれ。著述家、映画監督。トロント大学にて歴史学で博士号。シリアルキラーに関する著書のほかに、アメリカ南北戦争など軍事史に関する著作も多数ある。また、映画のほかにCNNでドキュメンタリー番組も制作している
松田和也[マツダカズヤ]
翻訳家。主な訳書に、C・ゴスデン『魔術の歴史―氷河期から現在まで』、J・ディムズディール『洗脳大全―パブロフからソーシャルメディアまで』、P・T・エリオット『サイコパスのすすめ―人と社会を操作する闇の技術』(以上、青土社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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