オッペンハイマーの遺産―湯川中間子・原爆・ブラックホール

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オッペンハイマーの遺産―湯川中間子・原爆・ブラックホール

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791777105
  • NDC分類 559.7
  • Cコード C0040

出版社内容情報

戦争の最中、一人の不器用な理論物理学者が原爆製造の指揮をとった――
ナチスドイツでの原子核分裂の発見を受けて「核」の時代が始まった。戦争の世紀、そして物理学の世紀である二十世紀、そのなかを苦悩と葛藤とともに生きた天才たちの生涯を追いながら、科学とわたしたち、科学と社会の関係を再び問い直す。現代を代表する科学者が描く、もうひとつの現代史。

内容説明

戦争の最中、一人の不器用な理論物理学者が原爆製造の指揮をとった―ナチスドイツでの原子核分裂の発見を受けて「核」の時代が始まった。戦争の世紀、そして物理学の世紀である二十世紀、そのなかを苦悩と葛藤とともに生きた天才たちの生涯を追いながら、科学とわたしたち、科学と社会の関係を再び問い直す。現代を代表する科学者が描く、もうひとつの現代史。

目次

核兵器現状の一断面 老化する核弾頭
核兵器の公然化とビキニ事件 湯川の高知訪問と生涯の転機
原子爆弾と日本復興 仁科芳雄と永井隆
オッペンハイマーという選択 米国物理学会の興隆
湯川のオッペンハイマーとの初邂逅 一九三九年のUCバークレー
核分裂発見から科学戦時動員まで 英国の熱気が米国に
オッペンハイマーの登場と日米開戦 カリフォルニアの二人
左傾化のアメリカとオッペンハイマー ニューディールとスペイン内戦
原子爆弾完成後の去就をめぐって ボーアの「科学者共同体」
ある原爆科学者の生涯 フィリップ・モリソンの場合
ある水爆科学者の多彩な研究人生 ジョン・ホイラーの場合
核兵器廃絶に向けた言説 平和・軍縮・被爆

著者等紹介

佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年山形県鮎貝村(現白鷹町)生まれ。60年京都大学理学部卒。京都大学基礎物理学研究所長、京都大学理学部長、日本物理学会会長、日本学術会議会員、湯川記念財団理事長などを歴任。1973年にブラックホールの解明につながるアインシュタイン方程式におけるトミマツ・サトウ解を発見し、仁科記念賞受賞。1999年に紫綬褒章、2013年に瑞宝中綬章を受けた。京都大学名誉教授、元甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

1
原爆の父 宇宙に潜む根源力 太陽の熱源 アメリカ史最大の科学的冒険 人類はロスアラモスとヒロシマという地名を呪うでしょう 頭の回転が速く、他人の本質を見抜く教師の才能 独創性に欠ける評価 知性だけでは不十分 原爆シンボル 核兵器廃絶の必要性 死の灰 核兵器に対する唯一の被爆国としての特殊な立場 人類の居眠りをさます大気合い ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ 科学交流によって培われてきた絆 開発に従事する科学者の社会的責任感の欠如 知のリビドー 大破壊兵器開発のための奇妙さ 2025/05/12

Steppenwolf

0
F老大家がオッペンハイマーのどこに焦点を当てているのか興味を持って読んでみたもののいかにも第3者的で物足りない.著者より少し年長の藤永先生のオッペンハイマーを扱った著書と比べると熱量不足を感じた.藤永作品はもっと若かりし頃に書かれたことや原爆被災を身近に感じたという違いもあろうと思う.加えて人名表記がアルバレスとなったりアルバレと書かれていたりとか少ないが間違いもある.出版社側も大家には誤りを指摘できないのだろうか.2025/05/13

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