人間の学としての民法学〈1〉構造編:規範の基層と上層

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000612807
  • NDC分類 324.01
  • Cコード C0032

出版社内容情報

今日、裁判規範としての判例重視が民法学の中で進んでいるのではないか? また、一般市民に「法律離れ」が生じているようにも見える。 市民のものとしての民法、社会の改良を目的とする民法学を改めて考えるために。

内容説明

ロースクールでの実務教育重視の結果、今日、裁判規範としての判例重視が進み、反面として社会問題への関心の希薄化が民法学の中で進んでいるのではないか。一方で、一般市民の間で「法律離れ」が進んでいるようにも見える。市民のものとしての民法、社会の改良を目的とする民法学を改めて考える。1部では民法学と他の学問領域の異同に焦点を合わせる。

目次

序章 いま、なぜ民法学か?―対象の性質と現在の課題(民法か民法学か―英語・英語学と対比して;ポスト司法制度改革の民法学―いま何が起きているのか?)
第1章 社会と規範―基礎研究としての民法学(規範学としての民法学―デュルケム社会学と進化経済学;モデルとしてのローマ法―19世紀のドイツと21世紀の日本 ほか)
第2章 規範と適用―応用研究としての民法学(法的推論―「民法における論理と利益衡量」;「解釈論」の位相―「近代法のあり方」と「祈りの心」 ほか)
結章 再び、いま、なぜ民法学か?―環境の変化と目的の再定位(社会学・マネジメントとの関係―新しい科学学派は必要か?;「人間=社会」と民法学―誰のための民法学か?)
補論 教養とメチエの間で―学際から「能際」へ

著者等紹介

大村敦志[オオムラアツシ]
1958年千葉県生まれ。1982年東京大学法学部卒業。現在、東京大学法学部教授。専攻は民法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ただの人間

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判例重視といった近時の民法学の傾向に対する批判的な視点から、様々なテクストを引用しつつ、(民)法学が果たしてきた、果たしうる役割について論じる。特に、社会学等の他分野や社会との関係については、法律家の立ち位置にも関わるものなので、自覚的であろうと感じた。2019/01/05

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