出版社内容情報
ことばが生活と噛み合うとき
ことばは、生活と噛み合うことではじめて意味をもつ。しかし生活とことばが噛み合うとはどういうことか。あるいは生活と噛み合わないことばはどのようなものになってしまうのか。わたしたちの言語ゲームにはあって、言語ゲームもどき(くずれ)に欠落しているもの。それを捉えようとしたウィトゲンシュタインの「ポイント」概念に精緻に分け入りながら、わたしたちとことばの関係を解きほぐす。
内容説明
ことばは、生活と噛み合うことではじめて意味をもつ。しかし生活とことばが噛み合うとはどういうことか。あるいは生活と噛み合わないことばはどのようなものになってしまうのか。わたしたちの言語ゲームにはあって、言語ゲームもどき(くずれ)に欠落しているもの。それを捉えようとしたウィトゲンシュタインの「ポイント」概念に精緻に分け入りながら、わたしたちとことばの関係を解きほぐす。
目次
第1部 意味とポイント(言語ゲームにはルールのほかにポイントがある;意味とはことばのポイントのことである;哲学の問題とはポイントの問題である)
第2部 心とアスペクト(ふりとは生活という織物のなかのパターンである;ことばの使用には不確実性が存在するのでければならない)
付録A 他動詞的理解と自動詞的理解
付録B アスペクト転換とアスペクトの閃き
著者等紹介
谷田雄毅[タニダユウキ]
1987年宮城県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は哲学、とくにウィトゲンシュタイン。現在、駒澤大学、埼玉大学、横浜市立大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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愛楊
Go Extreme
13
k_ta