哲学の問題とはポイントの問題である―ウィトゲンシュタインの中心概念を読む

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哲学の問題とはポイントの問題である―ウィトゲンシュタインの中心概念を読む

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791776870
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ことばが生活と噛み合うとき
ことばは、生活と噛み合うことではじめて意味をもつ。しかし生活とことばが噛み合うとはどういうことか。あるいは生活と噛み合わないことばはどのようなものになってしまうのか。わたしたちの言語ゲームにはあって、言語ゲームもどき(くずれ)に欠落しているもの。それを捉えようとしたウィトゲンシュタインの「ポイント」概念に精緻に分け入りながら、わたしたちとことばの関係を解きほぐす。

内容説明

ことばは、生活と噛み合うことではじめて意味をもつ。しかし生活とことばが噛み合うとはどういうことか。あるいは生活と噛み合わないことばはどのようなものになってしまうのか。わたしたちの言語ゲームにはあって、言語ゲームもどき(くずれ)に欠落しているもの。それを捉えようとしたウィトゲンシュタインの「ポイント」概念に精緻に分け入りながら、わたしたちとことばの関係を解きほぐす。

目次

第1部 意味とポイント(言語ゲームにはルールのほかにポイントがある;意味とはことばのポイントのことである;哲学の問題とはポイントの問題である)
第2部 心とアスペクト(ふりとは生活という織物のなかのパターンである;ことばの使用には不確実性が存在するのでければならない)
付録A 他動詞的理解と自動詞的理解
付録B アスペクト転換とアスペクトの閃き

著者等紹介

谷田雄毅[タニダユウキ]
1987年宮城県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は哲学、とくにウィトゲンシュタイン。現在、駒澤大学、埼玉大学、横浜市立大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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愛楊

2
2024年。東京大学大学院の博士論文(とはいえ、科学基礎論学会や分析哲学のジャーナルに投稿された論文が5本)の書籍版。哲学はポイントであるの「ポイント」は、“Witz”の冗談という意味で取った方が分かりやすいと思う。というよりもこれってほとんど後期ソシュールだよね。ソシュールと後期Wの類似性はGrinrod(2023)が指摘していたけど、本当にその通りだと思う。第3期Wittgensteinを知ることが出来て良かった。意味の使用説のその先まで考えていてくれていて良かった。目指すべきは探究のアプデではない。2025/01/02

Go Extreme

1
哲学の核心: 言語ゲームー異なる言語ゲームの視点を理解 アスペクトー物事をどう見るか ポイント概念: 定義ー言語ゲームには目的やポイント存在・ポイントはゲームの性格を定義 ルールとポイントー ルール→言語ゲームの基盤形成・ポイントは付加される要素でゲームの本質示す 文化人類学: 他者の理解ー相対的視点 文化の相対性ー哲学的比較 言語: ルールー意味の説明ゲーム 意味の説明ー同じ言葉が異なる使い方→違い明確に 心的概念の不確実性: 心的状態の判断ー行動主義の限界指摘 心の概念ー心の理解・判断の不一致許容2025/01/27

13

0
resolute的な読みに面白さを感じなくなっていたところで非常に面白く読めた 晩期ウィトゲンシュタインの差異とゆらぎの哲学2025/04/14

k_ta

0
ヘーゲル:違うように見えるものが実は同じだと言いたい、ヴィトゲンシュタイン:同じように見えるのもが実は違うと言いたい、これが記憶に残ってる。結局は視点をどこに置くかの問題でしかないということ。2025/03/23

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