出版社内容情報
すべての人にむけてつむがれた、未来への詩。待望の新詩集。
傘をさしたまま/一人ぼっち/水たまりを/眺める/そんな/黒茶色の/小さな影が/スタンドの/弱々しい/灯りのした/ノートを/ひろげた/机のうえ/ランドセルを背負って立ち尽くして/見あげて/つぶやく//さあ/詩を
内容説明
すべての人にむけて丁寧につむがれた未来への詩。
目次
Laundry
Park
Oh someone
Tomorrow
Curtain
Awakening
Childhood
Cloud
Deep sea fish
In my room
juice
Bee
Fashion
clock
LIFE
Mother bear
iceberg
sorrow
Summer
Sunny weather〔ほか〕
著者等紹介
和合亮一[ワゴウリョウイチ]
1968年福島県生まれ。詩人。1998年、詩集『AFTER』にて中原中也賞を受賞。詩集『詩の礫』は海外でも高く評価され、第1回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞を受賞。2018年には詩集『QQQ』にて萩原朔太郎賞を受賞。合唱曲の作詞、演劇、オペラ、ラジオドラマの台本を手掛けるなど、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
39
震災以降、フォローしている詩人さんです。すとんとそこにある、風景や日常を切り取ったことばが清潔で好き。この詩集ではdawnが一番「すとん」しました。和合さん、ことばをありがとう。…表紙の絵もすごく好みです。2025/01/25
takao
1
ふむ2025/06/23
Hanna
1
久しぶりに詩歌を。静かな日常の世界。2025/02/22
はる熊猫
0
「僕の中の こどもは さびしい 泣いてばかり」―シンプルでわかりやすいが、良い意味でちょっとネガティブな詩集だ。2025/02/12
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