人間ならざるものと反政治の哲学―Philosophy of Nonhuman and Antipolitics

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人間ならざるものと反政治の哲学―Philosophy of Nonhuman and Antipolitics

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791776702
  • NDC分類 134.04
  • Cコード C0010

出版社内容情報

哲学はいかにして現実に至るのか
人間ならざるものとは、「いまだ」人間でないもの=自然であり、「もはや」人間でないもの=神々である。それらに浸透され、みずからが人間ならざるものとなった人間は、ただちに政治的動物としてではなく、非政治的なものへと開かれた存在として捉えることができる。新しい政治的関与の在り方は人間ならざる者の実存主義によって、本書においてはじめて哲学的に根拠づけられ、その真意が明らかにされるだろう。

内容説明

哲学はいかにして現実に至るのか。人間ならざるものとは、「いまだ」人間でないもの=自然であり、「もはや」人間でないもの=神々である。それらに浸透され、みずからが人間ならざるものとなった人間は、ただちに政治的動物としてではなく、非政治的なものへと開かれた存在として捉えることができる。新しい政治的関与の在り方は人間ならざる者の実存主義によって、本書においてはじめて哲学的に根拠づけられ、その真意が明らかにされるだろう。

目次

イティネラリウム―人間ならざるものから反政治へ
第1部 戦後の京都学派の遺産(ポスト・ヒューマンへの東洋的な見方;日本哲学という意味の場)
第2部 人間ならざるものと思弁的実在論(グラントのシェリング主義について;ドイツ観念論と思弁的実在論―メイヤスーとグラント ほか)
第3部 新しい実在論と二つの実存主義(新しい実在論―フェラーリス・ボゴシアン・ガブリエル;ガブリエルとポストモダン―ボゴシアン『知への恐れ』評によせて ほか)
第4部 反政治の政治学(反政治と再自然化;“もの”の政治的エコロジー―ベネットの生気的唯物論 ほか)

著者等紹介

浅沼光樹[アサヌマコウキ]
1964年、岩手県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程哲学専攻(西洋哲学史)研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。専門は哲学・哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mim42

11
良質な哲学動向エッセイ。「新しい実在論」「思弁的存在論」の主要プレイヤーの考えの相互接続や曲解等、動的自在な哲学的舞台が堪能できる。個人的には、既知の主張の再確認という目的で開始した読書だが、ジェーン・ベネットをAI倫理観点で読んでみたい思う等発見もあり、またaltカントを真剣に考えるべくシェリングも読みたいと思うようになった。 最後の方で「日本では想像もつかないが、イタリアやフランスでは哲学者の社会的地位が極めて高く」という恨み節。それは日本に哲学者が現存しないからでは?(仲介者はいるが)2024/12/27

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