読むことのエチカ―ジャック・デリダとポール・ド・マン

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読むことのエチカ―ジャック・デリダとポール・ド・マン

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791776450
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

出版社内容情報

テクストという他者との遭遇
読むこと、見ること、書くこと、話すこと、聞くこと、判断すること。読み解くことの不可能性を前にしながら、わたしたちは日々テクストに向き合い、コミュニケーションをとり、生きている。ジャック・デリダとポール・ド・マンのテクストに真摯に向き合いながら織りなす、わたしたちの生と切っても切り離せない、「読むこと」の省察と実践。

内容説明

テクストという他者との遭遇。読むこと、見ること、書くこと、話すこと、聞くこと、判断すること。読み解くことの不可能性を前にしながら、わたしたちは日々テクストに向き合い、コミュニケーションをとり、生きている。ジャック・デリダとポール・ド・マンのテクストに真摯に問いかけながら織りなす、わたしたちの生と切っても切り離せない、「読むこと」の省察と実践。

目次

序論 読むことのエチカにむけて
1 プラグラマトロジーの開始―ジャック・デリダの言語論(ミニマル・コンセンサスの条件―テレコミュニケーションの論理と倫理;行為遂行的矛盾をめぐる不和―討議倫理学の脱構築;ソシュールのグラマトロジー―『一般言語学講義』を読むデリダを再読する;限定的ミメーシスから全般的ミメーシスへ―デリダ『散種』を読む;革命の印璽から残ったもの―ジャン・ジュネ『恋する虜』の余白に)
2 美的なものの物質性―ポール・ド・マンの美学理論(美的情動批判―美学イデオロギー論再考;美学イデオロギーの回帰―シラーの「遊戯衝動」からカントの「物質的視覚」へ;芸術の過去性と物質性―ヘーゲル美学読解における象徴の問題;来るべき文献学にむけて―精読と逐字性)
3 約束のアレゴリー―ジャック・デリダとポール・ド・マンのあいだ(読むことの盲目と洞察―自己脱構築をめぐって;修辞的、遂行的―構造主義と言語行為論の交叉;法のテクスト/テクストの法―ルソー『社会契約論』のキアスム読解;弁解、機械、ランダムネス―ルソーと読むことの倫理;弁解機械作動中―罪を読むこと/書くことの罪)

著者等紹介

宮〓裕助[ミヤザキユウスケ]
1974年生まれ。兵庫県出身。東北大学文学部卒、英国近現代ヨーロッパ哲学研究センター(CRMEP)修士課程、および東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。新潟大学人文学部准教授を経て、現在、専修大学文学部教授。専攻は、哲学・ヨーロッパ思想。著書に『ジャック・デリダ―死後の生を与える』(岩波書店、2020年、第12回表象文化論学会賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Gakio

3
自分にとって良い本だった。分かりやすいというわけではないが、カントとかルソーとかソシュールとかに触れてなくても読み通せる。 デリダ論とド・マン論、両者を合わせて論じる章の3部構成。5章で唐突にジュネだけが論じられるのと、13章と14章が内容が被ってる(ルソー『告白』の盗んだリボンの挿話の読解について)のが気になったが、これまでの著者の評論や研究を寄せ集めて編集されたものということだから、まあそんなものだろう。 例えば、「文法」もあの政治家が決めている「法」には違いないんだということなど、気づきが多かった。2025/05/13

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