中断される死―現代医療はいかに死に方を複雑にしているか

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中断される死―現代医療はいかに死に方を複雑にしているか

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776221
  • NDC分類 490.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

医療が発達した現代、何をもって「死」とするのか?
医療や薬の発達によって生と死の間のグレーゾーンがひろがり、死が複雑になった現代。私たちは死を一体どのように捉え、受けとめるべきなのか。ジャーナリストとしても広く発信をする医師が、救急医療の現場で出会った多くの体験をもとに、歴史家や倫理学者といった専門家、ソーシャルワーカーや緩和ケア医、看護師といった医療のプロとの対話から死の受け止め方、ケアの形、死にまつわる難問にこたえていく。

内容説明

生を全うするために、死と向き合うのを先延ばしにしてはならない。医療や薬の発達によって生と死の間のグレーゾーンがひろがり、死が複雑になった現代。選択肢が増えたからこそ、患者や家族そして医師は「死のジレンマ」に悩まされることになった。ER、ICUで経験を積み、ジャーナリストとしても活躍する医師が、歴史家や倫理学者、緩和ケア医や移植専門医などに取材し、死にまつわる難問にこたえていく。

目次

第1部 死は、いつからが死なのか?(ポリシー四・四;死についての簡単な歴史;現代に生じた途絶)
第2部 死が意味することとは?(ようこそグレーゾーンへ;死の宣告―死期を判断するのは誰なのか?死のジレンマのルーツ―方程式)
第3部 死を人生の一部として受け入れる(良い死とは―最期の迎え方;死後の生―臓器提供の遺産;私たちは本当に死ぬ必要があるのか? ほか)

著者等紹介

ビガム,ブレア[ビガム,ブレア] [Bigham,Blair]
ジャーナリスト、科学者、救急医、ICU医。マックマスター大学とスタンフォード大学で学ぶ。現在、トロント大学マンク国際問題研究所のグローバル・ジャーナリズム・フェローとセント・マイケルズ病院の准研究員を務める

中川泉[ナカガワイズミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
ふむ2024/05/27

regacian

1
救急医からICU医という経歴の著者による本。緩和ケアの考え方が浸透してきたものの、突然の不幸で患者本人が決定主体となれないケースも多く、その観点から延命中止について考察しています。ここ半世紀で、医療パターナリズムへの反省から患者や家族に決定権が移ってきました。一方で、専門知のない患者家族が回復可能性や回復時のQOLなどを考慮して決定を下すのは時に酷であり、患者や家族に寄り添う医療の在り方の模索が必要のように思いました。死の定義が臓器移植に使える臓器を実質的に減らしているという議論も興味深かったです。2025/07/06

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/d173e610-c27c-43fe-8d85-ca52b8c34168 2025/06/29

nori

1
ICUなど医療現場の経験をもとに、現代医療における死の複雑さを紐解いていく本。倫理感や法律、関係者の気持ちが大きく関わってくる現場で、いかに葛藤があるのかが知れた。ICUの先は往々にして悲惨。洋書の中でも語りが多く、かなり冗長なのが残念。2024/07/28

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