出版社内容情報
焼け付く砂漠、果てしない山、薄い酸素、漆黒の闇夜、眠気、嘔吐、幻覚症状…。人を寄せ付けない大自然の中、体力と気力の限界を超える究極のレースがある。過酷なレースはなぜ人々を惹きつけるのか。
フルマラソン以上の距離を走る人たちをウルトラランナーと呼ぶ。 かつてのウルトラランナーはランナーのほんの一部しかいなかった。 それが近年、 世界中のランナーがウルトラレースを走っている。 憧れのレースに出るためには他のレースを完走し、 ポイントを集めなければならず、 そのためのエントリーフィーも高額だ。 著者自身も世界一有名なトレイルランニングのレース UTMB で 100 マイルを走るべく、 オマーンの砂漠から、ロッキー山脈まで、 あらゆる場所でウルトラを走る。 そこまで人々がウルトラレースに魅了されるのはなぜなのか。 その理由を探るため、 一般ランナーからトレラン世界王者キリアン ・ ジョルネまであらゆるウルトラランナーにインタビューし、 多彩な人物たちとの出会い、 自身の経験からウルトラレースの真の魅力に迫る。
内容説明
フルマラソン以上の距離を走る人たちをウルトラランナーと呼ぶ。かつてのウルトラランナーはランナーのほんの一部しかいなかった。それが近年、世界中のランナーがウルトラレースを走っている。憧れのレースに出るためには他のレースを完走し、ポイントを集めなければならず、そのためのエントリーフィーも高額だ。著者自身も世界一有名なトレイルランニングのレースUTMBで100マイルを走るべく、オマーンの砂漠から、ロッキー山脈まで、あらゆる場所でウルトラを走る。そこまで人々がウルトラレースに魅了されるのはなぜなのか。その理由を探るため、一般ランナーからトレラン世界王者キリアン・ジョルネまであらゆるウルトラランナーにインタビューし、多彩な人物たちとの出会い、自身の経験からウルトラレースの真の魅力に迫る。
目次
砂漠の洗礼
フルマラソンよりも遠くへ
冒険の始まり
つきまとう不正の影
ザック・ミラーの山小屋で
どん底からの復活
誰もがウルトラを走る国
「バス」に乗って進め
究極のフォームを求めて
なぜこんなに苦しいことを?
退屈とは無縁のドラマ
幻覚と感涙
王国からの挑戦者
知られざるフェルランニングの世界
走るから自分でいられる
ファステスト・ノウン・タイム
シャモニーの大舞台へ
いざUTMB
痛みの洞窟の先に
著者等紹介
フィン,アダーナン[フィン,アダーナン] [Finn,Adharanand]
スポーツジャーナリストにしてマラソンランナー、トレイルランナー、ウルトラランナー
児島修[コジマオサム]
英日翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。