政治と政治学のあいだ―政治学者、衆議院選挙をかく闘えり

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776160
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

政治に知性を、政治学に実践知を!
学問としての政治学と、現実の選挙活動との乖離、そして接続――。「保守・旧革新・改革」の三極構造に迫り、衆議院選挙を捨て身で闘った政治学者だけに見えた「政治家だけが知りえること」とは。

内容説明

学問としての政治学と、現実の選挙活動との乖離、そして接続―。「保守・旧革新・改革」の三極構造に迫り、衆議院選挙を捨て身で闘った政治学者だけに見えた「政治家だけが知りえること」とは。

目次

第1部 一九九三年体制をめぐって(一九九三年体制と「3・2・1の法則」―政治的選択肢の健全な拮抗のために;一九九三年体制と「平成デモクラシー」―三極構造の現実と二大政党制の企図;「3・2・1の法則」と政党対立の再編成―二つの争点軸と三極構造の変容;コロナ時代の日本政治の対立軸―対立争点から合意争点への交錯と移行)
第2部 二〇二一年衆議院選挙を闘って(政治学者、衆議院選挙に飛び込む―黄昏を待ちきれなかった梟;コロナに試された日本政治―政治不信のなかのパンデミック;政治家だけが知りえること―民衆との「接触」を強いる選挙という工夫;衆議院選挙を迎え撃つ―「安倍一強」をめぐる政治対決の総決算)
第3部 未知の時代に踏み出す日本政治(「悪さ加減の選択」再考―「自分事」の判断基準;日本政治のヴィジョンをめぐって―「革新」・アイデンティティ政治・脱成長コミュニズム)

著者等紹介

大井赤亥[オオイアカイ]
1980年東京都生まれ、広島市育ち。政治学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は政治思想・現代日本政治。東京大学、法政大学、昭和女子大学などで講師を務めた後、2021年10月の第49回衆議院議員選挙に広島県第2区より立候補して落選。現在、広島工業大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nishiyan

12
2021年衆院選に立憲民主党公認で立候補して落選した政治学者による現代日本政治論、選挙活動記、日本政治試論の三部構成の本書。興味深かったのは選挙活動記である。地方選挙区での苦労の数々が目に浮かぶ筆致だが、そこに政治学者らしい視点も盛り込まれたのが面白い。自身が野党候補一本化を持論にしていたのだが、それがかえって彼の手足を縛ってしまったように感じられた。有力な支持団体との政策協定によって候補者の段階で、清濁併せ呑む判断をしたことが正しかったのだろうか。その揺らぎを有権者は見逃さなかったのではないかと思う。2024/01/25

らすた

1
今の政治状況を分かりやすく説明してくれた第一部、理論を実践につなげた第二部、この先の政治を考える第三章。 どれも非常に興味深く読めました。 ずっと昔、議員にロビイングしたことがありましたが、その時話が噛み合わなかった理由が分かりました。2024/04/17

mori-ful

1
立憲民主党の候補として選挙を戦った(そして落選)政治学者による総括。車の免許もないのに出馬するのはどうかと思うが、ドブ板選挙の様子などルポ的な要素もあり面白い。選挙とは「政治家に地域を這いずりまわらせる工夫」、「人々の声を聞け」という憲法の要請。 議会)政治主義と社会運動の関係について、日本のミレニアル世代は欧米の同世代やZ世代にくらべて「利害を政策に反映させる政治的回路の構築に失敗」しているため、日本とは「若年世代が議会制民主主義から遠ざかり、同時に社会運動も乏しい社会」と指摘。2024/01/22

しーたか

0
書評のヒキだが図書館は待ちゼロだった。。 選挙までの顔を売る活動にこういうイミがあるのかというのは新発見。 小選挙区の事を数値的に説明され、考えりゃわかることなんだがなるほど感があった。 2024/06/06

伊達者

0
本書の特色である第2部の実際の選挙に立った体験談をまずは読んだ。ルポとしてはおもしろいが前後に論文的なものが挟んでいることを考えると政治学者としての分析としては物足りない。本人が政治活動のど真ん中に入ってしまうとなるとそうのんきなことも言ってられないことも確かであるが。事後に冷静に分析されては投票した有権者は怒るに違いない。現実の日本の選挙の在り方(選挙制度や選挙運動)に迎合的過ぎではないだろうか。選挙にかかる金についてはもっと説明してほしい。2024/04/11

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