出版社内容情報
恐怖の裏側
読者を怖がらせることにほとんどの力点がおかれている“ホラー小説”。その起源はどこにあるのか。いかにして発展してきたのか。読者を怖がらせる仕組みはどこにあるのか。18世紀のゴシック小説から21世紀のポスト・ミレニアルホラーまで時代の流れを俯瞰し、ホラージャンルをベストセラーにしてきたものたちの妙技を読み取り、ホラー小説たるものの全貌を明らかにする。
第51回日本推理作家協会賞(評論部門)を受賞したホラー・ガイドの名著、大幅増補し、待望の復刊!
内容説明
読者を怖がらせることにほとんどの力点がおかれている“ホラー小説”。その起源はどこにあるのか。いかにして発展してきたのか。読者を怖がらせる仕組みはどこにあるのか。18世紀のゴシック小説から21世紀のポスト・ミレニアルホラーまで時代の流れを俯瞰し、ホラージャンルをベストセラーにしてきたものたちの妙技を読み取り、ホラー小説たるものの全貌を明らかにする。
目次
第1部 西洋ホラー小説小史(一八世紀―ゴシック小説とは何か;一九世紀―ゴースト・ストーリーと科学 ほか)
第2部 近代が生んだ三大モンスター+コンテンポラリー・ゾンビの誕生(フランケンシュタインの怪物;吸血鬼ドラキュラ ほか)
第3部 スティーヴン・キングの影の下に(モダンホラー盛衰記;帝国と魔女たちの宴 ほか)
第4部 サイコとエログロ・スプラッタ(二〇世紀末アメリカン・ホラー事情;魔性の子どもたち ほか)
第5部 古典・名作・傑作ホラー・ベスト(モダンホラー・ベスト―テーマ別ベスト長編60;アンソロジーと個人短編集別ベスト中短編40 ほか)
著者等紹介
風間賢二[カザマケンジ]
1953年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。幻想文学研究家。翻訳家。1998年『ホラー小説大全』(角川書店)で第51回日本推理作家協会賞を受賞。第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品ロバート・カークマン『ウォーキング・デッド』(飛鳥新社)シリーズなど多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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緋莢
まさ☆( ^ω^ )♬
静かな月を見てる
じゃくお
pulp