出版社内容情報
世界初のペンギン観察日誌
ペンギンは二千万年も前から南極大陸で生息しているが、人間によって観察されたのは、スコット探検隊に参加したレビックによる1911年のものがはじめてであった。南極探検から帰国後、レビックは自身の研究をAntarctic Penguinsとして一冊の本にまとめたが、当時の性道徳に反した部分は1915年に限定100部のパンフレットThe Sexual Habits of the Adelie Penguinとして発行し、その存在は2012年まで知られることはなかった。The Sexual Habits of the Adelie Penguinには、最近になって判明したと思われていたペンギンの性行動がすでに記述されており、その先駆性は現代のペンギン生物学者たちに衝撃を与えた。本書はそれらをまとめた、今なお古びることのないアデリーペンギンに関する最初で貴重な研究の成果である。
内容説明
ペンギンは二千万年も前から南極大陸で生息しているが、人間によって観察されたのは、1911年にスコット探検隊に医者として参加したジョージ・マレー・レビックによるものがはじめてであった。南極探検から帰国後、レビックは自身の研究をAntarctic Penguinsとして一冊の本にまとめたが、当時の性道徳に反した部分は1915年に限定100部のパンフレットとして発行し、その存在は2012年まで知られることはなかった。そこには、最近になって判明したと思われていたペンギンの性行動がすでに記されており、現代のペンギン学者たちに衝撃を与えた。本書はそれら二冊をまとめた、今なお古びることのないアデリーペンギンに関する最初で貴重な研究の成果である。
目次
第1部(絶食期間)
第2部(アデリーペンギンの家庭生活;付録)
第3部(オオトウゾクカモメ;エンペラーペンギンについて)
著者等紹介
レビック,ジョージ・マレー[レビック,ジョージマレー] [Levick,george Murray]
1876‐1956。医師、生物学者。スコット探検隊の南極遠征に医師として参加し、南極で偶然ペンギンと出会ったことがきっかけで世界初のペンギン生物学者となる
夏目大[ナツメダイ]
翻訳家
上田一生[ウエダカズオキ]
ペンギン会議研究員。40年間以上ペンギンの調査・研究・保全活動を続ける。葛西臨海水族園、長崎ペンギン水族館、天王寺動物園、福岡市動植物園などの動物園・水族館の監修をてがける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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