生きることの意味を問う哲学―森岡正博対談集

個数:

生きることの意味を問う哲学―森岡正博対談集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月12日 20時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791775415
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「生まれてこないほうが良かった」と言われたとき、 あなたは何を語ることができるだろうか
反出生主義はほんとうに自殺を導かないのか? 加害者であることは引き受けられるのか? 日本語で哲学することは可能か? 対話によって開かれる哲学とはどういうものか?――戸谷洋志、小松原織香、山口尚、永井玲衣とともに、生きることの深淵を覗き込む。現代における重要テーマをめぐって重ねてきた言葉たちを結晶化した対談集。

内容説明

「生まれてこないほうが良かった」と言われたとき、あなたは何を語ることができるだろうか。反出生主義はほんとうに自殺を導かないのか?加害者であることは引き受けられるのか?日本語で哲学することは可能か?対話によって開かれる哲学とはどういうものか?―気鋭の論者とともに、生きることの深淵を覗き込む。現代における重要テーマをめぐって重ねてきた言葉たちを結晶化した対談集。

目次

第1章 生きることの意味を問う哲学×戸谷洋志(反出生主義とは何か;「生まれてこないほうが良かったのか」という問いの意味;生まれてくることは誰にとって良い/悪いのか;出生の肯定/否定を超えて―絶滅のまえに)
第2章 “血塗られた”場所からの言葉と思考×小松原織香(被害者と加害者―それぞれの生のリアリティ;赦しをめぐる(結論のない)問い
「単独者」としての加害者―石原吉郎を読む
学術と「私」のはざまで)
第3章 日本的なるものを超えた未来の哲学×山口尚(大森哲学との出会い;見透し線のその先;ロボットの意識とことだま論;自由意志と重ね描き

著者等紹介

森岡正博[モリオカマサヒロ]
1958年高知県生まれ。東京大学助手、国際日本文化研究センター助手、大阪府立大学現代システム科学域教授を経て、早稲田大学人間科学部教授。哲学、倫理学、生命学を中心に、学術書からエッセイまで幅広い執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

noko

4
反出生主義。ユダヤ系の哲学者は出生主義の人が多い。ナチズムや全体主義の中でユダヤ人が強制不妊手術を受け出生を否定されていた歴史があるから。出生は新しい活動を始める事。既存の秩序に対して、違うものを打ちたてる能力の条件になるので、全体主義の敵になる。反出生主義に必ずついて回るのは、自殺。でもこの二つは分けて考えなげればならない。自殺は遂行可能だが、生まれてこないというのは遂行不可能。決定的に違いがある。では、生まれてきて良かったと思うにはどうしたらいいのか。古代の仏教から学べ。2024/01/14

バーニング

2
戸谷、小松原との対談を面白く読んだ。森岡がここ10年ほど取り組んでいる反出生主義の紹介お呼び反論と誕生の肯定哲学の議論が一つの軸になっているが話者それぞれの専門や経験を引き出す議論はとても面白い。2024/05/07

いかすみ

1
森岡さんが4人の日本人哲学者と対話する本である。なお、反出生主義に関する話題は、戸谷洋志さんとの対話である。私が面白いと思ったのは、永井玲衣さんとの対話で、タイトルは「降り積もる言葉の先に」。永井さんは哲学対話を実践していて、いわゆる大きな哲学ではなく、市井の人が紡ぎ出すリアルな言葉を大切にしている。他方、大きな哲学が日常的な言語で彼らを納得させる「強い言葉」になることを、森岡さんは提唱する。ところで、永井さんは瑞々しい言葉で哲学を奏でているので、文学的才能もあるなーって思った。2024/09/06

すばる

1
森岡正博という哲学者には多大な影響を受けた。『宗教なき時代を生きるために』で、「自分を棚上げしない知」という思想に出会った。そもそも歴史を勉強していた私は、歴史とは自分の問いかけに対し意味を持つものであったので、この考えが自然に自分の中に入ってきた。市井の人として生きている私は哲学アカデミアには縁が無いし興味もない。が、自分が生きていくうえで哲学はなくてはならないとも感じている。生命学とアカデミックな生命の哲学を両輪として今も精力的に活動されていることを知り、今後も注目していきたいと改めて思う。2024/07/08

Dwight

0
以前は反出生主義に興味があったが、今は全然ない。2024/08/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20877109
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品